本来ならば、自然のままであるべきである猫の姿を、
人間の手や判断によって変えてしまう。
猫と暮らす人ならば、一度は悩む事柄であると思います。

そうはわかっていても、catnapは、今後ブリードを予定している方や、
ショーに出場している方以外にはあえて、去勢・避妊をお勧めしています。
猫はとても繁殖能力に優れた動物です。
去勢や避妊をしないでおくと、どんどん数が増え、
結果世話をする人の能力を猫の数が上回って行きます。
そして、不幸な猫が増えて行くのだと思いますから・・・

- しないでおくとどうなるの? 手術することで利点はあるの?
去勢 発情期になると、家の中の壁や家具などに
鼻のまがるようなマーキングをくりかえしたり
爪とぎをするなど、問題行動を繰り返して
人と一緒に暮らしにくい環境になっていきます。
外に出たがり、網戸やドアをこじ開けて壊したり
外に出ると、他の雄猫と争うので
なかなか帰らないようになります。
また、争いの中でFIVなどの深刻な病気を
噛み傷からもらってしまうこともあります。
個体差はあるものの、
問題行動がおさまることもあり
凶暴な性格が穏和に変わるとも言われています。
脱走癖や、放浪癖、喧嘩がなくなるので
FIVなどの感染を防ぐことにも。
発情が始まる前に去勢をすると、
いつまでも甘えん坊の性格をもつと言われています。
避妊 乳腺腫瘍子宮蓄膿症などの病気に
かかりやすくなります。
これらを有効に防ぐ手だては、
発情前に避妊をすることです。
発情すると雄を求めて、
あおあおと悩ましい声を出して騒ぎます。
我慢させるのは見た目にも不憫です。
一定期間を過ぎると落ち着きますが
またすぐに発情期はやってきます。
粗相も多くなるようです。
乳腺腫瘍・子宮蓄膿症の予防になるだけでなく
1年に数回発情したり、出産を繰り返して
体力を使うことも防ぐことができます。



方法は?


- 去勢 避妊
手術 袋を切って睾丸を摘出。
術後は切り口を接着剤で止めるか、縫合。
溶ける糸を使う場合と、
後で抜糸をする場合があります。
卵巣・子宮ともに摘出。
子宮を残す場合もあります。
時期 早いほうが体の負担が少ないと言われていますが、
あまり早い時期に行うと、
尿道の発育を止めることになり、
泌尿器系の病気を引き起こすので、
生後1年前後を目安に行います。
男の子と同じく、
体の負担が少ない早い時期に行います。
体重にもよりますが、
生後半年くらいを目安にします。
コラム 比較的手術は簡単であると言われています。
入院せずに、日帰りのところがほとんどですが、
麻酔が切れる前に連れ帰るのは危険を伴うので、
切れたころお迎えに行くようにします。
しばらくは袋が腫れ上がっていますが、
気づいた頃には、腫れも引いて、
袋がしぼんできます(^^;;;
男の子に比べて
入院は1日〜2日程度長くなります。
1泊2日〜2泊3日くらい。
子宮を残した場合には、
卵巣の一部が体に残る可能性があり、
結果また発情することにも。

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